会社概要

代表挨拶

昭和50年代後半、日本の水稲農業は、混住化による農作業の周辺環境への影響や、農業者の高齢化進行による共同防除の継続中止等の諸問題を抱え、厳しい状況下にありました。
その後、昭和62年12月、ヤマハ発動機(株)より、世界初の産業用無人ヘリコプター「R-50」が発表され、当社はいち早く機体を導入し実用化に向けての実証試験を行って参りました。
平成3年に農林水産省より無人ヘリコプターによる水稲防除の実用認可の通達が出されたことを受け、諸問題に対応すべく事業散布への取組みを始めました。

その後、大規模面積への対応機「RMAX」や無人航空機の離陸最大重量に関する法規制の緩和(100kg⇒150kg)への対応機「FAZER」が登場し、安全性と作業能率が向上したことに加え、肥料散布・直播等用途拡大への夢が広がりました。

平成28年より薬剤散布用マルチローター(ドローン)が実用認可され、当社も各機種の教習施設・整備工場の認可を受けました。
また、その翌年には航空法等の規制を受けない、除草剤散布用ボート(ヤマハ製)の稼働を開始し、さらなる市場拡大へと繋げました。

年々多様化する農業情勢のなか、30年間培った無人航空機・無人ボートのノウハウを遺憾なく発揮し、薬剤散布等の顕在需要は言うまでもなく、「求められる農業」としての潜在需要を掘り起こし、農業の近代化への足がかりを築けるよう、社員一同努力して参ります。
今後とも、皆様方のご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 青木 貴行

会社概要

社名東海スカイテック株式会社
所在地〒510-1312
三重県三重郡菰野町竹成290番39
TEL:059-396-4626
FAX:059-396-4515
代表者代表取締役 青木 貴行
設立昭和63年12月
資本金1000万円
事業内容産業用無人ヘリコプター、産業用マルチローターの販売
産業用無人ヘリコプターによる請負散布(水稲・麦・大豆・松等の病害虫防除および芝生の成長抑制)
アカデミー(産業用無人ヘリコプター、産業用マルチローターのオペレーター教習・安全指導)
メンテナンス(産業用無人ヘリコプター、産業用マルチローター)
主要出資会社東海物産株式会社、ヤマハ発動機株式会社、全農三重県本部、愛知経済連
主要販売先JA・営農組合・農業法人・農業生産者・ゴルフ場

沿革

昭和63年東海物産(株)が産業用無人ヘリコプター(以下、無人ヘリ)「ヤマハ R-50」を導入、同年12月に三重県四日市市に東海スカイテック(株)を設立
平成元年ヤマハ発動機(株)・三重県経済連(現:全国農業協同組合連合会三重県本部)・愛知県経済農業協同組合連合会が資本参加
無人ヘリのオペレーターを養成する教習施設を開校
三重県・愛知県にて散布の実証試験実施
平成3年農林水産省が「無人ヘリコプター利用技術指導指針」を定め、無人ヘリ用水稲用農薬が初めて登録取得し、三重県・愛知県にて、無人ヘリによる農薬散布本格開始
平成5年業務エリアが滋賀県に拡大
平成6年三重県・愛知県のJA・営農組合が機体を導入、水稲自主防除開始
平成7年事務所を三重郡菰野町に移転
平成10年無人ヘリ「ヤマハ RMAX」販売開始
業務エリアが奈良県・和歌山県に拡大
平成15年無人ヘリ「ヤマハ RMAX TypeⅡ・TypeⅡG型」販売開始
業務エリアが岐阜県に拡大
平成26年無人ヘリ「ヤマハ FAZER」販売開始
平成28年産業用マルチローター(以下、マルチローター)販売開始
(一社)農林水産航空協会よりマルチローターの整備工場・教習施設の認可を受け、教習・整備開始
無人ヘリ「ヤマハ FAZER R」販売開始
平成29年除草剤散布用無人ボート「ヤマハ WATER STRIDER」を導入、水稲除草剤散布試験開始
マルチローター「DJI AGRAS MG-1」販売開始
令和元年マルチローター「ヤマハ YMR-08」販売開始
令和2年マルチローター「DJI AGRAS T20」販売開始
本社社屋移転
令和4年マルチローター「DJI AGRAS T10/T30」販売開始
令和5年マルチローター「DJI AGRAS T25」販売開始

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