機体の洗浄方法

散布終了後の機体は農薬で汚れていると思います。

そのまま洗わず放置していませんか?

そのまま放置すると機体はどうなるでしょう・・・

そうですよね、想像した通りの結果になるでしょう。

そこで、機体を永く安心して使えるような情報を発信しようと思います。

用意するもの

たっぷりの水 中性洗剤 タオル ブラシ

最初にするのは、散布装置の中に残っている薬剤を除去します。

薬剤タンク内に水を入れて散布装置に取り付けます。

機体の電源を入れて洗浄スイッチを押します。

ホース、ポンプ内に残っている薬剤が水に変わるまで約20秒~30秒吐出します。

そのあと、センターノズルからも吐出します。

センターノズルを使用しなかったら洗浄しなくていいのでは?・・・と思った貴方。

実はセンターノズルのところまで農薬は通っています!

なので毎回洗浄を怠ると次に使用しようとした時に薬が出ない!という症状になります。

しっかり散布装置内の農薬を全て排出するように洗浄してください。

次は機体の洗浄方法です。

サイドカバーを両方外してサイドカバー単体で洗剤を使用して綺麗に洗ってあげます。

フレーム周りは絞ったタオルで農薬が付着しているところを拭きます。

ここで気をつけなければいけないところがあります。

電装部品(スライドサーボ・ハーネス)には水は使用しないで下さい。

ヘッド周り・テール可動部は絞ったタオルで綺麗に拭きあげて下さい。

ランナー・リーフの足元はブラシを使用して清掃してください。

最後に濡れて残っているところがあればエアー等使用して吹き飛ばして完了です。

おっと!

大事な事を忘れておりました。

メインローターです。

メインローターは絶対に汚れたまま使用したらいけません。

そのまま使用するとペイロード+2キロほどアップしてしまう為、

機体に相当な負荷がかかり、最悪の場合負荷負け・不時着してしまいます。

散布中の時は絞ったタオルで2フライトに1回ぐらいは綺麗に拭いて下さい。

これであなたの機体は明日の現場でも綺麗に華麗に散布してくれるでしょう。

グッドラック!

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